長~いお付き合い

この時のハワイでの休暇は、着替えてディナーに出かける時以外、ほとんどこのサンダルで過ごしました。帰宅後もその夏中、私の初めてのビルケンシュトックは大活躍でした。何と言っても、着脱の最も楽な『突っかけサンダル』なのですから、ちょっと出かける時にこれ以上便利なものはありません。しかも、一見野暮ったい感じのデザインは、裏を返せば自己主張がなく何にでも合わせられるということなので、夏のカジュアルには持って来いです。その後、黒のなめ革の『アリゾナ』と白いなめ革でワン・ストラップの『マドリッド』と呼ばれるモデルも購入し、毎年どれもかなりの頻度で使用しています。最初に買った『アリゾナ』は、もう相当の年季が入っていて、インソールは汗と汚れで黒光りし、アウトソールもかなり磨り減ってしまっていますが、なかなか処分する気になれません。やっぱり履くと足にピッタリくるのです。もちろん修理も出来るのですが、また新品からゆっくり足に馴染ませる過程もいいかなと、検討中です。今では日本全国にたくさんの直営店が出来て、「ダサかわいい」という言いえて妙の評価を得ているビルケンシュトックですが、その240年の長い歴史は夫や私のような1人1人のビルケンシュトック愛好家が支えているのだと自負しています。ビルケンシュトックよ、永遠なれ。

ビルケンシュトック240年の歴史に+1 !

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バーケンストック
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そもそもサイズが大きすぎて日本では無理があると諦め、結局、彼は数ヵ月後にお目当ての品をハワイで購入しました。マウイ島に着いて直ぐ向かったラハイナのショッピング・モール内の靴屋さんには、いろいろな種類のビルケンシュトックが並んでいました。どこからどう見ても洒落っ気のない健康サンダルなのですが、夫がストラップを外してその大きな足をすべり込ませ嬉しそうに試し履きをしているのを見ていると、私も履いてみたく
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